前回はMunのフライバイを行うところまでやったので、今回はMunの周回軌道に乗ります。
目次
マニューバーノードを使用できるようにする
前回はマニューバノード無しで強引にMunのフライバイを行いましたが、目測で加速とかは色々事故の確率が高いのであまりやりたくないです。
ということで、マニューバノードをアンロックします。
マニューバノードはトラッキングステーションとミッションコントロールセンターのレベルを両方とも2にすると使用できるようになります。
アップグレードにかかる資金は、トラッキングステーションは300000、ミッションコントロールセンターは150000ですが、前回のフライバイミッションで資金は十分にあるので、サクッとアップグレードしていきます。
Mun周回軌道到達用ロケットの開発
トラッキングステーションとミッションコントロールセンターをアップグレードして、なぜか前回と契約名が一緒なミッション「ムン(Mun)を探索するのだ。」(Munの周回軌道に乗せる方)を受けたらMun周回軌道到達用のロケットを開発していきます。
Mun周回軌道到達用のロケットの構成
Mun周回軌道到達用のロケットは以下のような感じです。
名前はMun到達用ロケットの2機目なので、そのままムンムン2号機です。
パーツ構成
操縦装置:Mk1 コマンドポッド × 1
エンジン:BACC "サンパー" 固体燃料ブースター × 11、LV-T30 "リライアント"液体燃料エンジン × 1、LV-909 "テリア"液体燃料エンジン × 1
燃料タンク:FL-T400 燃料タンク × 3
連結装置:TD-12デカプラー × 3、TT-38K ラジアル型デカプラー × 4
ペイロード:1.25mサービスベイ × 1
空力パーツ:エアロダイナミック ノーズコーン × 4、ベーシックフィン × 4
熱制御装置:耐熱シールド(1.25m)、耐熱シールド(0.625m)
科学機器:Goo™格納ユニット × 2、SC-9001 サイエンスJr. × 1、プレスマット 気圧計 × 1、2ホット 温度計 × 1、実験用記憶装置ユニット × 1
ユーティリティ:Mk2-R ラジアル型パラシュート × 2、Mk12-R ラジアル型ドラッグシュート × 2
1号機からの変更点としては、下段(1段目)と中段外周(2段目)にサンパーブースターをそれぞれ2機ずつ追加しています。
ステージ設定
ステージ9:下段(1段目)サンパーブースター×6の始動
ステージ8:下段(1段目)サンパーブースター×6の切り離し
ステージ7:中段外周(2段目)のサンパーブースター×4の始動
ステージ6:中段外周(2段目)のサンパーブースター×4の切り離し
ステージ5:中段中央(3段目)のリライアントエンジン×1の始動
ステージ4:中段中央(3段目)のリライアントエンジン×1の切り離し
ステージ3:上段(4段目)テリアエンジンの始動
ステージ2:上段(4段目)テリアの切り離し
ステージ1:Mk12-R ラジアル型ドラッグシュート×2展開
ステージ0:Mk2-R ラジアル型パラシュート×2展開
Mun周回軌道到達用ロケットの飛行
今回、ロケットの設計や飛行時の操作で色々ミスがありましたが、何とかミッションは完了することが出来ました。
打ち上げから周回軌道まで
打ち上げはいつも通り、SAS起動、スロットルを前回にして、エンジン始動で発射です。
1段目の燃料が切れたら切り離して2段目のエンジンを始動します。
ここまでは良かったのですが、この後失敗しました。
2段目のエンジン点火後に上手く機体を傾けることが出来なかったため、下の画像の様に到達予想高度(遠点(Ap))が高くなりすぎてしまいました。
本来、水平方向に加速するために使う予定だった推力を垂直方向に使ってしまった感じですね。
この後、3段目のリライアントエンジンでギリギリ周回軌道に乗れたので、結果的には何とかなったのですが、当初の計画と違う展開になってしまったので個人的にはすっきりしない感じです。
カービン周回軌道からMun周回軌道まで
カービンの周回軌道に乗ったら、さっそくマニューバノードを使って加速するポイントを調べます。
前回はマニューバノード無しでやりましたが、マニューバノードを設定できるとやはり安心感が違いますw
マニューバノードでMunのフライバイ軌道を設定したら、その設定に従って加速し、Munに向かう軌道に機体を乗せます。
Mun近傍まで近付いたら減速してMunの周回軌道に乗ります。
Munの近点(Pe)で減速するのが一番燃料消費が少ないです。
下の画像の様に軌道が円になればMunの周回軌道到達です。
Munの周回軌道に乗ったら科学機器でサイエンスポイントを集めます。
Mun周回軌道からカービンへの帰還
サイエンスポイントを集め終わったら帰還の準備に入ります。
帰還ルートを決める上で重要なのは、カービンの周回軌道に戻った際に如何に近点(Pe)を小さく出来るかという点です。
近点(Pe)が小さければ帰還時に使う燃料を少なく出来ます。
Munの進行方向の反対側から離脱すると比較的近点(Pe)が小さい状態でカービン周回軌道に戻れます。
下の図の加速点の様にMunの進行方向側で加速を始めると反対側から離脱できます。
この後は前回のMunフライバイ時の帰還と同様に、近点(Pe)を30000~40000m位まで寄せてエアブレーキで減速していく形で帰還します。
詳細は前回の記事に記載してあります。
あとがき
今回は何とかMunの周回軌道に乗れたもののロケットの設計とか飛ばし方とか色々ミスがあったので見直しが必要かなぁと思います。
Munの周回軌道に旅客を運ぶロケットを作る時は、今回ミスったところを改善したものを作ろうと思います。
今回はここまでです。
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以上