Automation Empireがリリースされたので早速やってみたのですが、チュートリアルが無く、ゲーム内の説明も最小限、フォントサイズも最適化出来ておらず細かすぎて読めないという状態だったので、簡単に序盤の流れを解説してみました。
ある程度ゲームのルールが分かってくると面白くなってくるので、そこまでのプレイするための足しになればと思います。
目次
惑星選択画面
ゲームを開始して「遊びます」ボタンを押すと惑星選択画面になりますが、早速画面の右下の辺りに、下記のような良く分からない記述があると思います。
この項目はその惑星のクリア目標になります。
3ヶ月間の資源(リソース)の出荷重量が30000kgを超えればクリアということらしいです。
最初から選べるマップのクリア目標は全て同じです。
私はまだ全マップ解放していないですが、No.12のマップまでは全て同じクリア目標なのは確認しました。
マップを決めたら画面右下の「ニューコロニー」ボタンを押しましょう。
ボタンを押すと下記の表示が出てきます。
この画面でコロニー名を付けて開始ボタンを押せばゲーム開始です。
開始ボタンの下の「スターターモード」はオンにすると最初から発電所やロードエントリー等の施設が建ててある状態から始まります。
初めてこのゲームをプレイする場合は「スターターモード」をオンにして始めた方が良いと思います。
ちなみにこの「スターターモード」はオンにした時の開始時の所持金は50000ドル、オフにした時は180000ドルで、オン時の最初から立ててある施設を全て解体すると所持金が180000ドル前後になるので、スターターモードのオンオフによる初期の所持金に差は無いようです。
スターターモード時の初期設置物
「スターターモード」をオンにして始めると、ゲーム開始時点で以下の5つが設置された状態で始まります。
・発電所
各施設に配線を通じて電力を供給します。
・DRONE BAY
ドローンの設置数の上限を増やします。
・マイニングリグ
鉱物を採掘します。鉱物の上にしか設置できません。
・ボックスメーカー
入力した資源を箱に詰める装置です。トラックで出荷する場合は必ず箱詰めする必要があります。
・ロードエントリー、ロードピットストップ、道路出口
トラックの輸送路です。トラックはロードエントリーから入って道路出口から出ていきます。
資源の積み込みはトラックがロードピットストップに止まった時しか出来ません。
最初にやること
アンロードステーション延長
ゲームを開始したらまずボックスメーカーの「アンロードステーション」を2マス程延長しましょう。
このアンロードステーションは見た目は完全にベルトコンベアーですが、ベルトコンベアー的な機能はありません。
出荷待ちのリソースを置く台だと思ってください。
リソースを移動させることがメインの装置ではないので、レーンを曲げたり、他のレーンに合流させたりといったベルトコンベアー的なことは一切できません。
アンロードステーションはドローンやクレーンで運ぶリソースを一時的に置いておくことがメイン機能になります。
Factorio等の工場シムゲームをやる人は高確率でベルトコンベアーだと勘違いすると思うので注意しましょう。(私も最初はベルトコンベアーだと思ってましたw)
マイニングリグのセットを追加
マイニングリグ、移送チューブ、ボックスメーカー、アンロードステーションのセットをもう1セット作りましょう。
ついでにロードピットストップとドローンも1つずつ追加しておきましょう。
ロードピットストップとアンロードステーションは新規で設置するとドローン優先度がオフになっています。
この状態だとドローンがリソースを運んでくれないので、優先度を「低い」以上にしておきましょう。
リサーチベイの設置
テクノロジーポイントはロックされている施設のアンロックやドローン等の性能アップに使用します。
リサーチベイでテクノロジーポイントを集めるためにはリサーチベイにリソースを入力する必要があります。
リソースは何を入力しても問題ないので、最初は石炭鉱石でも入れておきましょう。
リソースをリサーチベイに入力する際は箱詰めする必要はありません。
マイニングリグとリサーチベイを構造物接続用の移送チューブで直接つないでおけばOKです。
リサーチベイにリソースを20個入力するとテクノロジーポイントの回収が出来ます。
リサーチベイが下の画像の様に青くなったらリサーチベイを選択して請求ボタンを押しましょう。
初期作業の完了時点
最初の作業を完了した時点の状態はこんな感じになりました。
ここまでやったらあとはテクノロジーポイントを貯めて施設のアンロックをしつつ、お金を貯めましょう。
お金とテクノロジーポイントが貯まるまでこのまま待ってもいいですが、マイニングリグを近場の鉱山に追加して石炭鉱石や鉄鉱石を増産するのもありです。
増産する場合は出荷量も増やす必要があるので、ロードエントリーやロードピットストップも追加しましょう。
テクノロジーポイントの貯まりが遅いと思ったらリサーチベイの追加もありです。
石炭精製工場の作成
「リファイナー/ファクトリーのロック解除」と「ステップコンベヤーのロック解除」のアンロックと所持金が50000ドルくらい貯まれば工場が建設が出来ると思います。
工場の建設
工場の大きさは所持金と自分の好みで自由に決めてもらって良いのですが、最初は4×6くらいの大きさで十分だと思います。
リソース搬入口の作成
工場を建てたらまず石炭鉱石の搬入口を作ります。
マイニングリグの設置してある側の壁にドアを設置しましょう。
石炭鉱石の搬入方法はこの段階だとドローンを使う方法とトロッコを使う方法がありますが、ドローンはスピードが遅い上にあまり頭が良くないので効率が悪いです。なので今回はトロッコで搬入します。
トロッコは箱詰めされたリソースを扱うことが出来ないのでマイニングリグの横に設置したボックスメーカーと接続用の移送チューブを削除して、下の画像の様にリソース吐き出し用の移送チューブとカートレールを引きます。
リソース吐き出し用の移送チューブは見た目がほぼ同じのリソース吸い込み用の移送チューブと非常に間違えやすいので、注意しましょう。
ここではアイコンの矢印が下向きになっているものを使います。
次はカート内のリソースを受け取る側ですが、リソース吸い込み用の移送チューブでカート内のリソースを吸い出して小さい容器に入れるようにします。
下の画像の様に設置します。
こちらも移送チューブの向きを間違えない様に注意しましょう。
ここではアイコンの矢印が上向きになっているものを使います。
レールの設置が終わったらレールを選択してカートを追加します。
最初はカート1両あれば十分だと思いますが、必要に応じてカートの両数を増やしましょう。
石炭精製ラインの作成
石炭精製用のラインはとりあえず下の画像の様に設置してもらえば動きます。
リファイナーはリソースを箱詰めした状態でないと入力出来ません。
そのため小さい容器内のリソースをまずボックスメーカーで箱詰めします。
ボックスメーカーで箱詰めしたものをステップコンベアでリファイナーに送ります。
ボックスメーカーの処理時間に比べて、リファイナーでの処理時間は長いので、ここでは搬送クレーンを使って2台のリファイナーにリソースを振り分けて処理しています。
リファイナーで処理したリソースはアンロードステーションに出力してドローンで運べる状態にしています。
これで石炭精製工場は完成です。
石炭以外のリソースの作成
今回紹介したリファイナーを使ったラインは鉄鉱石や金鉱石でも同じように使用できます。
なので、石炭の精製工場が作れれば鉄やゴールドの精製工場も作れますので、いろいろ作ってみてください。
箱詰めしたリソースをリサーチベイへ入力する方法
研究のロック解除には特定のリソースをリサーチベイに入力しなければアンロックできないものがあります。
ここで要求されるリソースは主にリファイナーなどで加工したものですが、リファイナーで加工したものはすでに箱詰めされています。
箱詰めされたリソースをリサーチベイに入力できる箱詰めされていない状態に戻す方法は初めてだと分かり難いので簡単に説明します。
箱詰めされたリソースを箱詰めされていない状態に戻すには下の画像の赤枠のようにステップコンベアにリソース吸い込み用の移送チューブを設置します。
これで箱詰めリソースを小さい容器に移して箱詰めしていない状態に戻せます。
ですが、ここで注意点があります。
画像の赤枠部分をよく見てもらうとステップコンベアの左端にアンロードステーションが設置してあるのが分かると思います。
このアンロードステーションは必ず設置してください。これが無いとラインが詰まります。
箱詰めされたリソースをリソース吸い込み用移送チューブで吸い出すと空箱が残ります。この空箱はアンロードステーションでなければ処理できません。なのでアンロードステーション設置を忘れない様にしてください。
アンロードステーションについてもう1つ注意点があります。
容器が一杯で箱詰めリソースの中身を吸い出せなかった場合、何も設定していないとラインが詰まってしまいます。
上の画像左側にある緑枠の部分の「すべてのボックスを破壊します。」をオンにしましょう。
これでリソースを吸い出せなかった場合は破壊するのでラインが詰まることはありません。
もし破壊が嫌な方はドローンなどで搬出する様に設定しておけば破壊せずに詰まりを解消することも可能です。
小さい容器などにリソースを移した後は石炭鉱石を工場に搬入した時のようにトロッコと吸い込み・吐き出し用移送チューブを使うことでリサーチベイにリソースを入力することが出来ます。
これ以降の流れ
ここまで出来れば一通りのことは出来ると思います。
この後は工場やロードエントリー等の数を増やして、出荷するリソースの種類や量を増やしていきましょう。
研究のロック解除をしていくことで出来ることが増えますのでリサーチベイを増やしてテクノロジーポイントも稼いでいきましょう。
あとがき
このゲーム、面白くない訳では無いのですがいろいろ残念なゲームだと思いました。
他の工場シムとは違う部分がいくつもあってそれがこのゲームのオリジナリティだと思うのですが、これが説明不足と相まってこのゲームの取っ付き難さにつながっている感じがします。
今後バージョンアップ等があればもっと楽しめる作品になると思うのでその辺に期待したいです。
以上です。